フェルメールと特撮博物館へ行ってきた
2012/07/16 13:09 フェルメール作 真珠の耳飾りの少女。 マウリッツハイス美術館展。
2012/07/16 13:11 うっ 見覚えのある球体…。 こっ こいつはリフレクト100%
2012/07/16 17:31 倉庫に眠っていた特撮セット。 ここだけ撮影可能。
2012/07/13 17:47 アイレベルで…。 「遅い! 第2小隊は何をやっている!」
2012/07/16 17:30 2Fくらいからの気分で…。 「くそッ! 一体どうなっているんだ!」
2012/07/16 17:49 寄ってUP。 うむ それっぽい感じで。
今回の博物館のためにレイアウトされたもの。 壁のパネルをキレイに加工。 読めます。
東京都美術館と東京現代美術館、
おはようございます。
刹那のごとく忙しかった7月上旬ですが、海の日辺りにはようやく終息、
どこか行こうにもスケジュールなし、
ちょうど気になっていたフェルメールを見に行くことに。
するっと帰ってくるのもなんだかなぁ、なので、
つ即行で調べた「巨神兵 東京に現る」もセットで。
「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」ですが、
連休最後で都心、しかもなんか有名なので、すごい人。
館内に入るまで40分、「真珠の耳飾りの少女」を見るのに20分。
フー
感想は… えー 額が小さかったです。
良いか悪いか、まじまじと見られる状態ではなく、
「とりあえず珍しいもの見た!」って感じ。
ついでに同時期の作家や、絵画が並んでいました。
魚の朝食の油絵「ヴィレム・ヘーダ / ワイングラスと懐中時計のある静物」が
写実的でなんか良かったと思います。
特撮博物館は、CGで特撮の需要がなくなりつつあり、
保存や文化財として考えてみよう、といった趣きのもの。
怪獣モノの特撮模型や小道具、ウルトラマンなどの
実際使用したものやレプリカが展示されていました。
1m以上はあるでっかいモスラや、ゴジラ、ガメラ、キングギドラ、などなど。
目玉は、今回CGなし(厳密には合成と色調整はしている)で、
巨神兵を使って特撮でどかーんという映像を作ること。
旧来の技術をそのまま使うのではなく、
「新しい何かはできないだろうか」という試行錯誤で。
このご時世、映像は館内しか見られませんが、大変良い!
アツい!
メイキングムービーのおじさん達の、「やっぱこれだよねぇ」に尽きる。
「爆破1回」や、実際どうなるかやってみないと分からない事を
一生懸命体現しようと常に考えているのが印象的でした。
館内のどこかに書いてあった、
「技術の進歩で利便性は上がり、より効率化を図るようになった。
効率化の結果、想像の範囲を狭めるということになりがちだ。」
的な事が書いてありましたが、うーん 確かに!
効率化=クオリティではないのはみんな知っている。
「思慮なく簡単に出来てしまう事」は、ミスリードの土壌になりがちだ。
うーむ。
と、考えさせられた上に、ミニチュアでアツくなれるイベントでした。
映像に限らず、PCでモノ作ってる人は是々非々見に行くべし。
興味深い。
[cf.]
asahi.com : 朝日新聞社 - マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝
館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技
最近のコメント